旧跡などは観光をするときに巡ると有効なスポットであるといえます。歴史を感じることができますし重層的な地域に根ざしている文化を知るきっかけとすることができるという場合があるからです。
楽しむときには視点をいくつか持っておくようにするとより有効なものとなります。
城址などの旧跡の場合には、立地の事についてよく観察しておくとより楽しみが増します。
古来城は相手を見やすくわたしの事については観察されづらいように、また守りやすく攻めにくいように設計されています。高さや堀などの幅や大きさを観察することでどのようなコンセプトを持って作られたものなのかということを推し量るということが可能になります。解説をしているガイドなどがある場合には合わせて参考にすることでより深い知識を得ることもできますし、あえて読まずに予想を立ててから答え合わせをしてみることで学術的な見地と印象からの予測の差がどのくらいあるのかということを比べていくという楽しみ方もできます。
歴史的な出来事があった場所であるということから、歴史小説などを読んで興味を持った場所を訪れるようにするということも有効です。あらかじめ背景がある程度頭に入った状態で向かうことができますから見所なども自ずと決まってきますし、印象的な場面で登場した場所はどの辺りなのかということを探すという楽しみもできます。風化して旧跡の事については説明がないとわかりづらくなっている場所もあります。
こうした場所では古地図などを持っておくとより楽しみやすくなるということもあります。
現代の地図と古地図を合わせて持ち歩き、それらの事についての差分をとるように歩いていくことで実際にあった建物同士の距離などの事について知ることができますし、なぜその場所を活用したのかということなどを考えるきっかけとすることもできます。時間と場所などの多角的な面から細やかに観察していくことで旧跡の楽しみ方は大きく広がっていきます。

夏休みには親子と一緒に旧跡を廻ろう

もうすぐ夏休み、子供たちにとっては夏休みの宿題に困ったり、プールに出かけたり、はたまたクラブ活動にいそしんだり、いろいろ充実した日々を送ると思います。
そうした忙しい予定の中、親子そろって旧跡に遊びに行ってはいかがですか。旧跡といってもそんなにかしこまる必要はありません。
たとえば有名なお城でしたら鎧の試着サービスを行っているところもありますし、織田信長のように有名な戦国武将のゆかりのある旧跡だったら、博物館もあるので、戦国時代に興味がある男の子だったら喜んでくれると思います。それ以外にも江戸時代から続く古い町並みがある地域だったら、夏休みに大きなイベントを催している地域もありますので、懐かしさが残る場所で家族で一緒に花火見物をするのも乙なものです。東京近郊だと鎌倉あたりがお勧めですか。
あのあたりは旧跡の宝庫ですし、近くで海水浴を行うこともできます。
旅行に行く際はぜひ、旅行先の近くの旧跡にも訪れてみてはいかがですか。